FXにおいて、MT4・MT5の注文には指値注文と逆指値注文があり、それぞれBuy Limit・Sell LimitとBuy Stop・Sell Stopの2種類があります。本記事では、MT4での新規注文方法やそれぞれの違い、利用するメリットを解説します。
この記事のまとめ
- 指値注文:Buy Limit・Sell Limitがあり、現在の価格よりも有利な価格でエントリーしたい場合に使う予約注文。
- 逆指値注文:Buy Stop・Sell Stopがあり、現在の価格よりも不利な価格になったら注文したい場合に使う予約注文。
- Buy Stop Limit:設定した価格に達しないと執行されない買いの指値注文で、押し目買いの予約注文がしやすくなる。
MT4/MT5の注文の種類
MT4/MT5には、指値注文と逆指値注文があります。それぞれの注文の種類やMT4/MT5での新規注文方法を解説します。
指値注文と逆指値注文とは
- 指値注文:現在の価格よりも有利な価格になったらエントリーする予約注文。
- 例:現在価格が100円で、95円まで下がったら買いたい場合。
- 逆指値注文:現在の価格よりも不利な価格になったらエントリーする予約注文。
- 例:現在価格が100円で、105円まで上がったら買いたい場合。
MT4/MT5での新規注文方法
MT4での方法
- 右クリックから注文する方法
- チャートを右クリックして「注文発注」を選択。
- 「指値売り」または「逆指値買い」をクリックして予約注文。
- オーダーの発注画面から注文する方法
- メニューの「新規注文」または「F9」キーで発注画面を開く。
- 必要事項を入力して「発注」をクリック。
MT5での方法
- 右クリックから注文する方法
- チャートを右クリックして「プライスボード」を選択。
- 「Sell Limit」または「ストップ買」をクリックして予約注文。
- オーダーの発注画面から注文する方法
- メニューの「新規注文」または「F9」キーで発注画面を開く。
- 必要事項を入力して「注文」をクリック。
指値注文(Buy Limit・Sell Limit)
- Buy Limit:現在の価格よりも安い価格で買う指値注文。押し目買いや売りエントリーの利益確定に利用。
- Sell Limit:現在の価格よりも高い価格で売る指値注文。戻り売りや買いエントリーの利益確定に利用。
逆指値注文(Buy Stop・Sell Stop)
- Buy Stop:現在の価格よりも高い価格で買う逆指値注文。ブレイクアウトエントリーや売りエントリーの損切りに利用。
- Sell Stop:現在の価格よりも安い価格で売る逆指値注文。ブレイクアウトエントリーや買いエントリーの損切りに利用。
MT5でのStop Limit注文とは?
MT5ではBuy Stop LimitとSell Stop Limitが存在します。
- Buy Stop Limit:トリガー価格に達しないと執行されない買いの指値注文。押し目買いや売りエントリーの損切りに利用。
- Sell Stop Limit:トリガー価格に達しないと執行されない売りの指値注文。戻り売りや買いエントリーの損切りに利用。
指値注文や逆指値注文を活用するメリット
- 自動的に取引が実行される:チャートを常に見続ける必要がない。
- 感情に左右されない:計画通りの取引ができる。
- 利益確保と損失制限:利益の取りこぼしや損失の拡大を防ぐ。
Buy LimitやBuy Stopの違いを理解して、FXトレードに活用しよう!
Buy LimitやBuy Stopなどの予約注文は、FX取引で利益を確保し損失を制限するために重要です。正しく活用することで、精度の高いエントリーが可能になります。
この記事のまとめ
- 指値注文にはBuy Limit・Sell Limitの2種類があり、現在の価格よりも有利な価格でエントリーする予約注文。
- 逆指値注文にはBuy Stop・Sell Stopの2種類があり、現在の価格よりも不利な価格で注文する予約注文。
- Buy Stop Limitは押し目買いの予約注文に便利。
HFMでは、MT4・MT5でこれらの注文方法を活用できます。最大2,000倍のレバレッジや入金ボーナスもあり、少ない資金でも大きな利益を狙えます。FXの練習をして、さまざまな注文方法を使いこなしましょう。