FXは難しくて勝てない？難しいと感じる理由やそう感じたときの対処法を解説

この記事のまとめ

FXが難しいと言われる理由の一つは、勝てないと感じる人が多いからです。トレーダーのうち、FXで勝っている人はわずか10％～20％であり、80％～90％の人が理由もわからず負けてしまいます。経験を積むことで決断力や分析力が身に付き、利益を出せるようになるはずです。

分析が非常に難しいことが、FXが難しいと言われる理由の一つです。FXには多くの分析手法があり、その中で自分に合ったやり方を見つけるのは大変です。代表的なローソク足による分析は江戸時代に本間宗久によって確立されましたが、その他にも多くの分析手法があります。

ポジポジ病とは、常にポジションを持ちたがる状態です。根拠のない自信や、もっと稼ぎたいという気持ちから、勝てる確証のない取引にも多く手を出してしまいます。エントリーの精度を高め、慎重に取引を行うことが重要です。

一貫性がないトレードとは、取引のルールを決めず、感情的に取引を行うことを指します。エントリーの基準や損切りのタイミングを決め、一貫性を持って取引することで、安定した結果を得ることができます。

FXをギャンブルと考え、分析せずにエントリーする人もいます。しかし、根拠のないエントリーでは安定して勝つことはできません。きちんと取引後に分析を行い、得た経験と知識を次の取引に活かすことが重要です。

FXで勝つためには、取引で利益を出すことも大事ですが、損失を減らすことも重要です。損切りとは、自分で設定した基準よりも損失が大きくなったらそのポジションを決済することです。損失が大きく膨らむ前に、自分の設定基準に従って損切りをすることが大切です。

取引後に振り返りを行い、なぜその取引を行ったのか、損切りをしなかったのかなどを客観的に見直すことが必要です。データを蓄積し、次のトレードに活かすことで技術が上達します。

感情や欲を抑え、冷静にトレードを行うことが重要です。損失回避性により、利益を得る喜びよりも損失を感じる悲しみの方が強く感じるため、一度失敗すると感情的になりやすいです。すべての取引に勝つことはできないため、トータルでプラスにするために冷静な判断を行いましょう。

FXに不安や難しさを感じたら、冷静に判断できる状態ではないため取引を控えましょう。取引を続けると、ポジポジ病になったりギャンブル性の高いトレードに手を出してしまう可能性が高いからです。適度に休憩を取り、心身の状態が万全なときに取引を行いましょう。

ここまで説明したように、FXでは明確な根拠をもって勝てると思ったトレードだけにエントリーすることが大事です。これらのことを実践すれば、FXに難しさを感じることを減らし、前向きにFXに取り組めるでしょう。